腹痛、下痢が止まらない症例(症例その1)
患者
女性 40代 パート、事務 泉佐野市在住
来院
2017年4月
症状
約3週間、腹痛と下痢が続き、毎日数十分おきにトイレに駆け込んでいた。
病院へ行って薬を処方され飲み続けるものの全く症状は変わらず腹痛、下痢が治まることはなかった。
治療内容と経過
全身のゆがみ、バランスのチェックをした結果、左の肩関節の可動にやや重さ、硬さを認めるも可動域制限等はなし。
腹部の張り、特に大腸部左側に強い張りを感じ、胃、副腎の反応もあった。自律神経の乱れから内臓の疲労を上手く回復したり、コントロールできなくなっていると考えた。
自律神経系の中枢に当たる頚椎の調整から骨盤の調整、腹部の調整を行い腹部の張りなどを軽減させたのちに再度、内臓の反応をチェックし消失していることを確認し、初回の施術を終了した。
7日後の来院時に本人より前回の施術から2日後にピタッと腹痛と下痢が止まったとの報告を受けた。
その後全身のバランス調整を行い、疲労回復しやすい体の環境の整備をし経過観察とした。
同時に治療した症状
背中の張り 肩こり
施術方法
頚椎調整 骨盤調整 内臓調整 仙骨結節靭帯調整
考察
この症状は3週間と割と長い期間腹痛と下痢が続き患者本人の体力も低下した状態からの施術だったが思っていた以上に改善が早かった。
何らかの影響で疲労やストレスの回復がうまくいかず自律神経が乱れることで内臓の機能低下を引き起こし身体がゆがみ、特に頚椎のゆがみが大きく関わっていた症例だったが、最初の検査で、ある程度弱っている個所の特定ができたことでいい結果につながった。