自律神経失調症の症例

泉南市　K・Kさん　女性　30代　主婦

2017年2月

首の付け根がズーンと重く、朝起きた時や、緊張する場面、運転中、その他いつでもほとんど毎日ツラい。

子供のころから肩こりがあり、20歳ころから特にひどくなった。

症状がずっと変わらないがたまにひどいと寝込んでしまうくらいのことも。

はり治療や、カイロ、ヨガをしたり、ストレッチをしたりしていたが良くならずいつも来るイオンで当院を見かけて知り来院。

初回のチェック時、カラダ全体が正常に動いているかを診ると、肩関節と脊柱部に可動域制限が顕著にあり、肩周辺や脊柱周辺の筋肉の硬結が著明であった。

また頚椎と骨盤の歪みもあり、胃、大腸、左腎臓の反応もあった。これらの事から全体の捻じれが生じ内臓の機能低下とともに疲労の拡幅がうまくいかず、自律神経が正常に働かなくなって症状として現れていると考えた。

まず、初回は頸椎調整と骨盤、足の調整で頭位を調整して自律神経のリズムや体液循環を整えて終了した。2回目の施術から、体全体と肩関節周辺の筋肉の調整を加えて施術を行い、5回目の施術で首周辺の張りや首の付け根のズーンと重い症状は、初回時の半分以下にまで改善した。

その後も施術を重ねていった結果、徐々に症状が消失していき、8回目の施術でカラダのバランス調整のみで十分回復できる状態になり、12回目の施術であきらかなカラダの反応の違いに驚いていた。

体質が改善したことを実感し、生活に支障ない為卒業とした。

出産後の骨盤調整

ABC整体（頚椎調整　骨盤調整　アキレス腱調整）　内臓調整

この症例では、カラダの疲労（肉体的・精神的・内臓疲労）が自分の治癒力により回復できず、それによって自律神経が乱れ始めて首や頭などに様々な症状として現れていた。

この方の様に、出産後に肩こり、頭痛、慢性疲労のような自律神経系の症状がひどくなる方も多く、体力が低下した状態からの育児による睡眠の質の低下から悪循環にハマってしまい症状が長期化してしまうといったケースが多い。

しかし、まずは体を整えて徐々に自律神経のリズムが整ってくれば症状は自ずと良い方向に変化し始めるので、クライアントが常に感じている不安をケアしながら施術を進めていければ快方に向かっていくので、産後は特にそういった心のケアも非常に重要なポイントであると考える。