体が整っても「戻り」を感じる本当の理由
消化酵素と代謝酵素
整体に通い、
姿勢や体のバランスが整ってきたはずなのに、
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なぜか疲れが抜けにくい
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回復に時間がかかる
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体が重たい感じが続く
そんな違和感を覚えたことはありませんか。
実はこの状態、
**肩こりや姿勢の問題ではなく、体内での「酵素の使われ方」**が関係しているケースが少なくありません。
整体で体を整えているのに安定しない。
その背景には、体の内側で起きている“見えない消耗”があります。
私たちの体には「2種類の酵素」がある
体内で働く酵素は数え切れないほど存在しますが、
大きく分けると役割は次の2つです。
消化酵素
食べたものを分解し、
栄養として吸収できる形にするための酵素です。
代謝酵素
吸収された栄養を使って
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エネルギーを作る
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筋肉や組織を修復する
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老廃物を処理する
といった、回復やコンディション維持を担います。
どちらも欠かせません。
ただし、ここに大切な前提があります。
酵素は「無限」ではない
体内で使える酵素の量には限りがあります。
さらに、年齢とともに体内で作られる酵素量は徐々に減っていくと考えられています。
若い頃は多少無理をしても回復できた。
でも年齢とともに、疲れが残りやすくなる。
これは気合や根性の問題ではなく、
「酵素の配分」が変わってきているだけなのです。
つまり大人の体調管理では、
「どこに酵素を使っているか」
が非常に重要になります。
消化に追われる生活が続くと、回復は後回しになる
食事量が多い日。
外食や会食が続く時。
夜遅い食事や、お酒の機会が増える時。
体はまず、生きるために欠かせない
消化を最優先します。
その結果、
体内の酵素は消化に多く使われ、
代謝に回る余裕が減っていきます。
この状態が続くと、次のような変化が起こります。
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疲れが抜けにくい
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回復が遅い
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体が重く感じる
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冷えやすくなる
これは
「食べ過ぎ=太る」
という単純な話ではありません。
体が常に消化に追われ、回復が後回しになっている状態なのです。
整体で整えても「戻り」を感じる理由
整体で
姿勢・関節の動き・神経や循環の流れが整うと、
体は本来、回復しやすい状態になります。
しかし、
体の外側が整っても、
内側で消化に酵素を使いすぎていると、
体は常にエネルギー不足のままです。
その結果、
「その場では楽になるけれど、戻りが早い」
「安定しきらない」
という感覚につながります。
これは整体が合っていないのではありません。
体の内側に“余裕”が足りていないだけなのです。
大人の体調管理に必要なのは「我慢」ではない
この話をすると、
「食事を減らさなきゃ」
「もっと我慢しないと」
と考える方も少なくありません。
ですが、
長く体と付き合っていくために必要なのは
無理な制限ではありません。
大切なのは、
-
消化をスムーズにする
-
消化に使われる酵素を減らす
-
代謝に回せる余裕を守る
という考え方です。
これは一時的な対処ではなく、
体調を安定させるための“土台”になります。
体はいつも、最善を尽くしている
疲れやすい時。
回復が遅い時。
体が重たい時。
体が怠けているわけでも、
年齢のせいだけでもありません。
体はただ、
限られた酵素をやりくりしながら、
消化と回復を必死に両立しているだけです。
この視点を持つだけで、
体への向き合い方は少し優しくなります。
まとめ|整体×酵素バランスで、体は安定する
消化酵素と代謝酵素は、
どちらが大切というものではありません。
重要なのは
どのように使われているか、そのバランスです。
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整体で体を整えること
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消化に追われすぎない状態を作ること
この2つがそろった時、
体は無理なく、本来の回復力を発揮しやすくなります。
我慢を増やす前に、
まずは
体の内側で何が起きているのか
を知ることから始めてみてください。
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